『樹齢50年』

以上の樹のブドウ（ガメイ）からできたワイン

まず、色に驚きます。

濃い、グラスの向こう側が見えません。

「清澄をしないで、フィルターも軽く」というためでしょう。

いわゆる「並ボジョレー」とは、別物です。

一つの地域の代表するワインが、この価格なら、満足。

『輸入元資料より』

モルゴンの中で最も素晴らしいワインが出来るとされる「コート　ド　ピィ」は、アペラシオンの南に位置します。シャサーニュの区画は1ha、フェルマージュによる契約畑です。標高270mで、南東向き、土壌は花崗岩、青色シスト、火山性の石の混ざる組成です。葡萄は、1966年、1968年、1970年に植樹（樹齢45～49年）したものです。栽植密度8 ，500本/ha、葡萄の仕立てはゴブレ、1本の木に10房を残します。収量は50hL/ha（規定は54hL/haまで）です。畑で選別しながら手摘みで収穫します。全体の80％は除梗します。コンクリートタンクに入れ、マセラシオン　カルボニックを行います。発酵期間は全体で18日間です。プレスした後、フリーランワイン（2/3）とプレスワイン（1/3）をブレンドします。全体の70％をコンクリートタンク、残りの30％は500Lのトロンセのデュミ　ミュイ（1～2年使用樽）に入れ18ヶ月熟成させます。瓶詰めの2ヶ月前にタンクと樽のワインをブレンドします。清澄はせず、珪藻土フィルターで軽くフィルターをかけてから瓶詰めします。

生産者名    ドメーヌ シャサーニュ　  Domaine Chassagne
国    フランス

等級    A.O.C.
地域    ボージョレ
葡萄品種    ガメイ
色    赤
飲み口    フルボディ
熟成    70％をコンクリートタンク、30％は500Lの樽（1～2年樽）で18ヶ月熟成
アルコール度数    13.50
雑誌評価    「WANDS No．449 WANDS BUYER＇S GUIDE」92点

『ワイナリー』

「ボージョレ　ヴィラージュの最高峰ランティニエ村」　　3世代にわたるドメーヌで、レニエに近く、最高の品質のボージョレ　ヴィラージュを産出することで有名なランティニエ村にてワイン造りをしています。1997年と2002年、ボージョレ　ヴィラージュのコンクール（Concours　des　2　Bouteilles）で第1位に選ばれました。その品評会は、25年の歴史をもつボージョレ地区では最も厳しい品評会として知られており、また、5年の間に2回もこの品評会で第一位を受賞する事は前代未聞なことです。また、コンクール　デ　グラン　ヴァン　デュ　ボージョレにおいて、ボージョレ　ヴィラージュ2008が金賞を受賞しています。

「畑の作業が一番大切」　　所有する畑はシャサーニュ家は伝統的なテロワールをうまく表現することが一番大切なことと考えているため、家族3名は畑の作業に日々を費やしています。 ‘05年からニューマティックプレスを使用しています。これは、品質の20％は葡萄のプレスで決まると考えているためです。ノンフィルターで瓶詰めしています。50％はネゴシアンに売られています。ドメーヌ　シャサーニュのボージョレ　ヴィラージュは「ギド　アシェット」に毎年のように掲載されています。