イグニス・ピノ・ノワール/ストーム・ワインズ 2021 🟥赤
イグニス・ピノ・ノワール/ストーム・ワインズ 2021 🟥赤
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『南アのピノ』
って、しっくりくるものに出会っていませんでした。
ところが、このワインに輸入元試飲会で出会うことができました。
ぱっと見には、同じラベルの3本が並ぶ。
よく見ると、1行だけが違う表示。
同じ丘の斜面の中で、高低差と土壌の違いによって、3つの銘柄を造りわけている。
飲み比べることができて、それらの個性と違いを感じ取ることができました。
これは、真ん中に位置。 標高225m、土壌が花崗岩。
もっとも気に入りました。
それは、「ブルゴーニュみたい」だから
香り、味の質感が似てる。
それも、プルミエ・クリュ級の風格も感じられました。
『イグニス』
は、「火」を意味するラテン語
詳しくは、下記『輸入元資料より』をご覧下さい。
『輸入元資料より』
【キュヴェ】ラテン語で「火」を意味しますが、この畑の土壌が火山成岩の一種の花崗岩で、見た目がゴロゴロと 赤みを帯びた茶色であることから「火から石へ、そして樹へ」という思いを込めて名付けられました。 唯一の花崗岩土壌で、最も繊細で緊張感があり、ブルゴーニュ愛好家垂涎の銘キュヴェです。 2021年は平年よりも涼しく、ブドウのクオリティーは格別で、2020年に比べVredaとRidgeの収量が減となったなか、Ignisは10%増となりました。
【産地】Upper Hemel-en-Aarde-Valley/アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー
【標高】3地区の中間に位置し、約225m 【畑立地】北向き
【土壌】かつて河川だったため円みを帯びた小石と砂利の混ざる風化した花崗岩で下層は粘土質
【植樹】2008年 【密植率】約3,500本/ha 【発酵】フレンチオーク小樽(228L)にて野生酵母による自然発酵
【熟成】《新樽》 24%、《1年樽》 20%、《2年樽》 36%、《3年樽》 20% にて11カ月間
【樽製造社】メルキュレイ製 52%、フランソワ・フレール製 24%、シャサン製 8%、カドゥ製 8%、 シャンボール製 4%
【瓶詰】2021年2月
【テイスティングノート】赤スグリ、自生するフィンボス(南アフリカ特有の灌木・ハーブ類)やホワイトペッパーなど、複雑なアロマが感じられ、花崗岩由来のグリップ感と、凝縮した果実味、オーク由来のスパイシーさ、シルキーなタンニンが絶妙な調和を見せています。明るく透明感のあるフルーツ感と溌溂とした酸、非常にきめの細かいタンニンが口の中に広がり、ワインの活力が塩味を帯びて長い余韻へと続きます
【評価】Tim Atkin MW South Africa Special Report 2022:95pt、 Platter's Guide:5 stars
【生産数】7,308本
【アルコール度数】13.5%
『ワイナリー』
◎詳細・歴史
ケープタウンから東へ120kmに位置し、シロナガスクジラが見れることでも大変人気のリゾート地 「ヘルマナス」 にあるワイン産地「ウォーカー・ベイ地域」は海洋性気候で、中でも、大西洋と南極から流れてくるベンゲラ海流の冷たい風の影響を受ける、ひと際冷涼な銘醸地が 「Hemel-en-Aarde」です。およそ450ヘクタールのブドウ畑が広がっており、2009年に3つの小地区が設けられました。現在この新たな3地区すべてに自社畑を所有してワイン造りを行っているのはこの「ストーム・ワインズ」だけです。「Hemel-en-Aarde」はアフリカーンス語で「天と地」を意味します。
①Hemel-en-Aarde Valley/ヘメル・アン・アード・ヴァレー:【標高】125m 最も海寄りで標高は低く温暖 【土壌】粘土がちな頁岩
②Upper Hemel-en-Aarde Valley/アッパー・ヘメル・アン・アード・ヴァレー:【標高】225m 3地区の中間 【土壌】風化した花崗岩
③Hemel-en-Aarde Ridge/ヘメル・アン・アード・リッジ:【標高】330m 最も標高が高く冷涼 【土壌】頁岩
※①に位置する畑「フレダ」と③に位置する畑「リッジ」は同じ土壌で標高違い。②に位置する「イグニス」のみ異なる土壌で花崗岩
Storm Wines (Walker Bay)
◎ストーム・ワインズ(ウォーカー・ベイ)
2012年、ピノ・ノワールの名手であるハネス・ストーム氏によってウォーカー・ベイに設立されたワイナリーです。彼は南アフリカの首都プレトリア出身で、ワインコレクターだった父の影響でステレンボッシュ大学で栽培と醸造を学びますが、学生の頃から、かの「ハミルトン・ラッセル」で研鑽を積み、後に醸造長に就任します。大学時代に虜になったピノ・ノワールとシャルドネを扱う彼の技術は卓越しており、「ハミルトン・ラッセル」での活躍の傍ら、他の小規模生産者の栽培コンサルタントを務めるなど若くして敏腕ぶりを発揮してきました。また、元来数字に強く非常に論理的で、データと科学的根拠に基づく一面も持ち合わせています。
本拠を置いているウォーカー・ベイのHemel-en-Aarde/ヘメル・アン・アード地区はケープタウンから東へ120kmの海の近くに位置し、南極から流れるベンゲラ海流と大西洋からの冷たい南東の風の影響を受けており、灼熱の南アフリカにおいて並外れた冷涼な海洋性気候で、正にピノ・ノワールとシャルドネの聖地となっています。またウエスタン・ケープ州の他のワイン産地よりも年間の降水量が多いため、干ばつの影響を受けにくい利点もあります。
ハネス・ストーム氏は非常に勤勉家で温かく愛に溢れた人柄であることから、彼の周りのワイン造りに携わる人々や友人たちからだけでなく、地域の人々や流通に関わる人たちからもとても愛されています。恵まれたウォーカー・ベイの大地と、ハネスの手によって育まれたブドウから生まれるエレガントで繊細なキュヴェを、どうぞお楽しみください!
◎醸造
3つの異なる地区(ワード)の個性を活かすため、人的介入は最小限にとどめ、徹底
した少量生産を貫くことにより、最大限にその魅力を発揮しています。醸造はゆっくり
と行われ、長期熟成に耐えるワイン造りを行っています。
【全房使用率】テロワールの特徴を生かすため15~20%以内に抑える
【熟成樽】キュヴェによって細かく樽を使い分けています。すべてフレンチオーク小樽
で(フランソワ・フレール製、ルイ・ラトゥール製、シャサン製、メイリュー製)、古樽は『ハミルトン・ラッセル』のお下がりも使用しています。
【熟成期間】約11~18カ月間
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